学校が教えるべき子どもの通学中の防犯の認識

通学  防犯

日本の治安は世界でもトップクラスと言われており、実際に多くの児童生徒が一人で登下校をする姿も珍しくありません。それはとても素晴らしいことでもありますが、犯罪行為に遭う危険性がまったくないわけではありませんので、日常的に防犯に関する意識を親子や学校で共有しておくことが大切です。学校の種類によって指導の内容は異なりますが、児童生徒に教えるべき内容で共通することは「自分の身を正しく守る」という意識の向上です。それぞれの子どもの発達段階に応じて適切な認識を与えることで、犯罪に巻き込まれる可能性は大きく低下するものと考えて良いでしょう。学校で生徒指導の担当になった先生や、日常的に児童に指導助言を与える担任の先生はもちろん、保護者の方にも子どもに教えるべき対策を知っておくことが重要です。

通学時の不審者対策は防犯対策の基本

最近の学校は、地域や警察からの情報提供を受けて「不審者情報」などを細かに連絡する体制が整っています。緊急を要する場合には児童生徒の安全確保の観点から、集団下校や学校周辺の見回りなどを行う場合もあります。しかし全ての子どもの家まで完全に見送っていくということはできませんので、万が一の自体に備えてどんな行動をするのかを伝えておきましょう。不審者への対応としては、声をかけられてもついていかない(車に乗らない)こと、異変を感じたら大声を出して助けを求めて逃げる事、すぐに大人に危険を知らせることを徹底させることが第一です。見知らぬ大人が近寄ってきた場合には警戒し、不審だと感じた場合には距離を取るという意識を常に持たせておくように指導することがベストです。

公共交通機関の利用で通学する時の防犯指導

電車やバスで通学する子どもがいる場合には、盗難や痴漢などに十分に気をつけることを指導することも大切です。特に女子の場合には、痴漢犯罪によって大きく心を傷つけられる可能性がありますので、犯罪に巻き込まれないように自衛策をとらせるようにしましょう。犯罪者を刺激するような服装(短いスカートや生足、極端な薄着など)を避けること、貴重品に常に気を配って手から離さないことは基本です。最近は女子だけではなく男子生徒も痴漢にあうという被害が珍しくありませんので、油断しないように指導することも忘れてはいけません。防犯ブザー・笛などのグッズも一般的に出回っていますので、子どもたちを集めて、使い方を含めたシミュレーションをさせるという指導方法も良いでしょう。また、できるだけ集団になって通学することを推奨することも効果的です。